日々是肉球

側溝隊

書くことがたまってしまった。

10月28日(金)東京駅発の夜行バスで、山元町へ1泊弾丸ボランティアツアーに行ってきた。
4月に東松島に行って以来、ようやく2回目のボランティア。妻はこれが4回目になる。

山元町には妻の親戚が住んでいる。経営していた老人福祉施設が津波で流され、多くの方が亡くなられた。

ボランティアセンターから我々に割り当てられた仕事は側溝掘り。土砂で埋まった側溝を、シャベルで掘り出し、溝としての役割を復活させるのだ。この地域は海が近く標高も低いため、居住禁止区域になっている。再び人々が住まうことができるようになる日が来るか、目途は立っていないという。

海と山にはさまれた、美しく穏やかな場所だったであろうと想像する。
しかし、今はひたすら荒野。
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流されずに残った家々は、みな同じように、津波が襲ってきた方向がえぐり取られている。
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作業を始める前の側溝が「あるはず」のところ。
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ひたすらシャベルで掘り起し、土砂を土のうに詰め込んでいく。土砂には雑草が生え、アリやおけらや甲虫の幼虫など、たくさんの虫たちのすみかになっている。草や虫はたくましい。カニも発見。
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昼休。青空に刷毛で引いたような雲。半壊した家屋。
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復興ボランティア弁当を平らげたら、もうひと踏ん張り。
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実働4、5時間で、何とか側溝が開通。
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11月下旬でいったんボランティアツアーは冬季休止となるとのこと。
ボランティアにできることは、側溝掘りだけではない。人手を必要としている場も、山元町だけではない。これからも、どれだけの人と知恵と根性が必要になるのか、想像もつかない。

帰り際、ボランティアセンターのスタッフが、「こうしてボランティアの方々が来てくれることが一番うれしい」と声をかけてくれた。彼も、幼稚園に通っていた愛娘を亡くされたという。
これからも、細く長くお手伝いできればと思う。

帰路、郡山の「東洋健康センター」で汗を流す。これもツアーに組み込まれたもの。実に気が利いている。

翌日(または2日後)の筋肉痛が心配だったが、乳酸はたまらなかったようだ。自分の身体も、まだ使い物になるらしい。

♨む♨
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by yun-ron | 2011-11-13 11:33 | あれこれ

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