「ほっ」と。キャンペーン

日々是肉球

2015.5.9 飯舘村 花と雨と

午前2時、いつものように美幸さんがスバルで迎えに来る。
二人とも4月から環境が変わったけれど、変わらずにこうして村へ行けるのがありがたい。
なにしろ、猫たち犬たちは変わらずにあの場所にいる。

朝6時半、山木屋交差点から給餌スタート。東京は暑いほどだったのに、11℃で寒いくらい。
土曜日のせいか、犬チビ宅にはおかあさんが帰宅されて、チビもいつもと様子が全然違う、はしゃいでる。いつも一人ぽっちのお留守番。よかったね、チビ。
b0192980_23384380.jpg


他のボランティアも入っていたので、分担して、いつもは行かないお宅や、須萱地区を回ることができた。
めちゃくちゃひょうきんな犬、石材店のホクトとも初対面。嬉しすぎてちびっていた。可愛いの。
b0192980_23393011.jpg
ああ、笑わせてもらった。「あれ、知らない人には吠えんだけどな~」と、石材店は、親子の職人さんが稼働されていた。仕事の音、人が生きる音。

ある家に、近所に住んでいたというおじさん二人が、様子を見に来ていた。
東京からエサを積んで毎月来ていると言うと、「何して生活してんの?」「俺たちが食わしてほしいわ」「猫増えたら困る」「バッカじゃねぇの?」などなど、素直な言葉(悪意のある感じではなく、あくまでフレンドリー)。たしかに。
特定の団体が組織的に、安定的な資金援助とかがあってやっているわけではないこと、
TNR(避妊去勢手術)も並行してやっているボランティアがいること、
今いる猫たちの生が尽きるまでであること、
丁寧に説明できたらいいのだろうけど、こちらも日帰りで時間との戦いなので、猫の置き餌をちゃっちゃか置くだけで精一杯。
最近はいつもほぼジョセン作業員としか顔を合わせない村、村人の感情に直接接することができる貴重な刹那。
ちょっと面食らったけど。現実だ。
b0192980_23425839.jpg

分担したため気持ちに少し余裕が出て、須萱のゴルゴと13の散歩も初めてできて、うれしい。彼らもうれしいだろう。いつもゆっくりできなくて、ごめん。
b0192980_23402044.jpg
b0192980_2344348.jpg
b0192980_23434859.jpg


31軒をいつもより早めに回ることができて、眠気と闘いながら東北道を帰る。

東京スカイツリーが見えると、ほっとするような、このトウキョウがいかに飯舘村と隔たっているか、厭になるような、もやもやっとした気持ちになるのもいつものこと。

ジョセンのフレコンバッグの山、山。
矛盾、矛盾。進んでいるのか。
b0192980_234189.jpg


わかるのは、一人一人が一歩を変えなければ何も変わらないということ。

君らに罪はないんだからね。

今回も、犬猫のフードは浅草ギャラリーエフの募金箱から買うことができました。
ご支援、ありがとうございます。
一人ひとりの気持ちが、一粒一粒のゴハンになり、犬猫たちに届きます。

写真はこちらから。

しかし、ド根性組するつもりはないのだけど、往復600km日帰りの村では、つい気持ちが焦ってしまう。
今度はもう少し丁寧に、村の景色を、犬猫たちの息遣いを見つめてみよう。
初めて村に行ったときのように。うん。

kiii
[PR]



by yun-ron | 2015-05-22 00:17 | 震災

ヒトコトないしフタコトミコト
by yun-ron
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28

お気に入りブログ

最新のコメント

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

最新の記事

2017.1.22 飯舘村 ..
at 2017-02-03 00:29
あと7日(猫には1か月相当)
at 2017-01-08 00:53
たきびとたわし
at 2017-01-04 23:30
そして毎日は続いてく
at 2017-01-01 16:02
2016.12.27 飯舘村..
at 2016-12-27 23:50

ファン

ブログジャンル